社員紹介
取材日- 中途入社
- 本社
高知食糧は「つながりで価値を生んでいる会社」。広報も人事も、効果測定が難しいからこそ、おもしろい。
北添 春菜さん
- 入社年
- 2015年
- 職種 / 肩書
- リーダー
- 所属
- 組織開発本部 広報企画チーム 兼 人財開発チーム
前職は、南の島ツバルで環境問題に取り組んでいたという異色の経歴を持つ北添さん。
新しい企画に対して、積極的に「やりましょう!」と手を挙げ、みんなを巻き込んでいくパワフルな旗振り役ですが、意外にも「昔は内気な性格だった」とか...?!
現在の仕事内容は?
広報企画チームと人財開発チームを兼務し、社内外に高知食糧の魅力を伝える仕事をしています
2022年に新たに会社のブランディングを行う広報企画チームが立ち上がり、それと同時に配属となりました。ただ、広報は全くの未経験の分野で「そもそも広報って何?」という状況からのスタートでした。
その翌年には、採用や育成などを行う人財開発チームも兼任するようになり、今に至っています。
チームのメンバーと試行錯誤しながら社内報の制作やイベントの企画運営、採用のための合同説明会でのプレゼンテーションなどを経験でき、自分にとって新しいことにチャレンジできる楽しさややりがいを感じています。
入社を決めたきっかけは?
南の島から実家のある高知に帰ってきて、新たなチャレンジへ
実は、高知食糧で働く前は、南の島で仕事をしていたんですよ。
学生時代に「地球温暖化」による海面上昇の影響を大きく受けている国の存在を知りました。
そのとき、衝動的に「何か自分にできることはないか?」と思い、南太平洋に浮かぶ小さな島国 ツバルに渡りました。
昔の私は、人前に立つと耳まで真っ赤になるほど緊張する、とてつもなく内気な性格でした。
でも「弱い自分を変えたい、誰かの期待に応えられる自分でいたい」と心の奥では思っていたので、その反動が行動につながったのかもしれません。
南の島ツバルでは現地駐在員が私1人だけだったので毎日大変でしたが、南国の陽気なツバルの人たちに助けてもらいながら、仕事も生活もとても充実していました。
そんな中で、ご縁があって現地の方と結婚し、ツバルでの在任期間中に長男を授かりました。ツバルの生活にも慣れつつありましたが、途上国での子育て、しかも初めての子どもなので、育児はもちろん、医療面でも不安が多く、実家のある高知県に帰ろうと。
高知に戻り、実家で子どもと暮らしながら、サニーグループが経営するゴルフ場のレストランのホールスタッフとして働き始めました。
すると、同じグループ会社である高知食糧から「新店舗を立ち上げるプロジェクトがあるけど一緒にやらないか?」と声をかけてもらったんです。
南の島もそうですが「弱い自分を変えたい!」の反動が今も続いてて(笑)
「ゼロから立ち上げる」チャレンジに居ても立っても居られず「ぜひ!」と。
そこから、選考を経て高知食糧に仲間入りし、入社後はすぐ、新店舗開業の仕事に取り組みました。
入社してから現在までのキャリア
1)自分が貢献できることは何だろう?と悩みながらも、会社の全体像を見ることができた営業事務時代
店舗を軌道に乗せるため奔走する日々を過ごしていましたが、程なくして、飲食部門から本社の営業事務へ異動することになりました。まだ子どもも小さかったので、家庭との両立に悩んでいた私に選択肢を与えてくれた会社には、とても感謝しています。
営業事務の仕事も新しいチャレンジでしたが、元々は新店舗開業の担当として「期待に応えたい!」という思いで入社した経緯があるので、会社に十分貢献できているだろうか...という、後ろめたさにも似た想いを抱いていたと思います。
でも、いま振り返ると、営業事務の仕事を通じて、会社のビジネスの全体像を俯瞰して見えたり、関係する様々な部署との横のつながりができていて、いまの広報・人事の仕事に活きていると感じています。
2)広報企画チーム発足
営業事務から総務チームに異動し、労務管理や採用活動などを担当することになりました。
店舗で勤務していた時に感じていた、本社と店舗の距離感を埋めて、社員の相互理解のきっかけになればと、同じ総務チームのメンバーと試行錯誤しながら、手作りの社内報をつくるようになりました。
そして2022年春、デザイン専門学校を卒業したばかりのメンバーが加わって2名体制で、新たに「広報企画チーム」が発足することになったんです。
会社としても、事業が多様化する一方で高知食糧としての企業ブランドの構築の必要性を感じるようになった、という背景もあります。
部門を横断した社内イベントの企画運営や、会社の未来を創るブランディングのプロジェクトなど、高知食糧としての “初めて” の取り組みにも携わることができました。
先ほど話したように「やったことがないチャレンジ」にワクワクしてしまうタイプなので(笑)
何から手を付けていいのか分からないなりに、楽しく挑戦させてもらっていたと思います。
3)社内報『KATE+(かてぷらす)』が、社内コミュニケーションのきっかけとなる媒体に
2023年には、同じくデザイン専門学校を卒業したばかりの3人目のメンバーが新たに加わりました。
社内報『KATE+(かてぷらす)』も、社員の仕事内容はもちろん、お人柄が伝わるような企画、ステークホルダーの方々とのつながりを感じられるような企画など、コンテンツもより進化させています。
仕事のやりがい
人や組織風土に関わる仕事は、時間がかかるし効果測定もしづらい。
だからこそ、面白いしやりがいがある。
企業の経営資源を整理したフレームワーク『マッキンゼーの7S』ってあるじゃないですか?
7Sのうちのハードの3S(戦略、組織構造、システム)は、ある意味シンプルで、トップダウン的に経営主導でつくろうと思えばつくれるものだと思うんです。
でも、人に関わるソフトの4S(価値観、スキル、人材、組織風土)は、成果を実感できるまでに時間がかかるし、効果測定もしづらいものだと感じます。
広報も人事も、ソフトの領域なので難しさはありますが、私たちの仕事で、部署間での会話が増えたり、笑顔が増えたと言ってもらえると嬉しくなりますね。
仕事の難しさ、現状の課題
全部が新しく、全部が手探り。健全に失敗を重ねて、より良い仕事をしていきたい。
先程お話したように「人に関わる領域の仕事」の難しさは常にあります。
まだまだ広報も人事も立ち上がったばかりのチームなので、やるべきことは山のようにあるし、必要な知識・スキルも足りないので、全部が新しく、全部が手探りです。
初めてのオンライン説明会に初めての動画コンテンツ制作、初めての連続でちゃんとうまくできたのか…と反省する部分もありますが、健全に失敗を重ねながら、より良い仕事をしていきたいと考えています。
高知食糧はどんな会社?
ミッション・ビジョン・バリューの策定を通じて、改めて実感した「つながり」の価値
高知食糧は「つながりで価値を生んでいる会社」だと思います。
食品とペットの分野で、卸売業(BtoB)と小売業(BtoC)の両方を事業にしていて、どちらのつながりもなければ成り立たないですし、取引先さまとつながってくれている社員がいなければ成り立たない。
今のつながりを深めれば深めるほど、正しいつながりをつくればつくるほど、お客さまに喜んでいただけるし、お客さまの喜びが会社の成長の原動力です。
入社してから、なんとなく感じていた会社の価値ですが、最近「ミッション・ビジョン・バリュー」がしっかり言語化されて、「あ、こういうことだったんだ!」と改めて、自分たちの仕事を意味づけられたんじゃないかと思います。
ミッション:生きる糧をつくる。 ビジョン:やりがいと生きがいが循環する世の中をつくる。 バリュー:ひとつひとつの想いをつなぎ、普段の何気ない「しあわせのひととき」を演出する。
あなたにとって
生きる糧とは?
誰かのために役に立てた、その実感が私の「生きる糧」です。
広報企画としては、高知食糧のファンを社内外に増やすことで、高知食糧に関わる人たちの笑顔が増えることが。
人財開発としては、社員ひとりひとりが自分の可能性を信じられるよう働きかけることで、みんながここで働くことが楽しく、また誇りに思ってもらえることが。
プライベートでは、いっぱい遊んで思い出を作って、3人の子どもたちがのびのび成長し、毎日笑顔でいてくれることが。
仕事もプライベートも、どちらも「生きてるなぁ」って感じます(笑)
入社を検討している方へ
高知食糧の仕事は幅広く、いろいろな職種があります。
私自身もそうでしたが、入社前はもちろん入社してからもしばらくは「具体的にどんな仕事がやりたいのか。向いているのか。」「自分には何ができるのか。」分からない人も多いのではないでしょうか?
でも、仕事の上での自分の価値は、仕事をしながら見つけていく。見つかっていく。
そういうものだとも思います。
私は、高知食糧に興味を持っていただいて、ご縁があって入社してくださった方が、ご自身の価値を発揮して、その人らしく輝き続けてくれる会社でありたいと考えています。
ぜひ、一緒に取り組んでいきましょう!
未来の仲間たちとの出会いを楽しみにしています。
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